Archive for the アフリカ Category

NHKニュースとアフリカ

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, メディア with tags , , , , , , , , , on 5月 14, 2012 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第50号 

国際ニュースが非常に乏しい日本のマスコミのなかで、世界の出来事の報道に最も力を入れているのは日本放送協会(NHK)である。とはいえ、NHKにおいても国際ニュースの優先順位は低い。例えば、平日の夜9時に1時間ほど放送されている「ニュースウォッチ9」に対して調査を行ったところ(20121月~3月)、国際ニュースは全体のわずか7%だった。

その内容の大半が、日本と直接関わる「アメリカ」と「北朝鮮」のニュースであった。このようなニュースももちろん重要ではあるが、グローバル化が進む現代において、世界との密接なつながりは見えてこない。より広い意味で「世界はどうなっている?」という純粋な問いも重要であり、答えることがマスコミの義務ではないだろうか。

では、アフリカの扱いはどうなっているのだろうか。調査の対象となった「ニュースウォッチ9」の3ヶ月分では、アフリカで唯一登場したのがエジプトであった。現政権に対するデモが3回ほど短く報じられ、合計2分間が与えられた。これは報道された国際ニュースの0.7%に値する

この3ヶ月、アフリカ大陸において他に報道するべきものがなかったわけではない。武力紛争では、南北スーダン紛争が激化、ソマリアでも紛争の進展があり、そしてナイジェリアでテロ爆弾、マリでクーデタが起こった。NHKでは他のニュース番組で部分的報道されることはあったものの、重要なニュースをまとめ分析する「ニュースウォッチ9」で取り上げられることは一度もなかった。

またNHKの海外支局の配置も上記のような優先順位を物語っている。29の海外支局のうち、アフリカにある支局は「アフリカ」より「中東」に近いエジプトの首都カイロのみである。

国際ニュースの量が最も多いNHKの番組は、衛星放送(BS1)のワールドWAVEという番組である。23の「世界の放送局」からニュースをかき集め、放送している。しかし、これはアフリカと南極以外の「世界」であり、アフリカの放送局はまるで存在しないかのようだ。

娯楽が中心の民放に比べ、ある程度世界に目を向けているNHKにとっても、アフリカ大陸のニュース価値は極めて低いようだ。世界最大の国家数(世界の4分の1)で構成され、世界最大の武力紛争のほとんどを抱えているアフリカ。その出来事に目を向けてもよいのではないだろうか。アフリカも世界の一部だ。

以下の文書のような形で、NHKにこの状況を伝え、報道を求めよう。

このリンクから直接投稿してください。

(もちろん、自分自身のメッセージを書いていただくのが望ましいのだが、以下の文書をコピーしてリンク先に張り付けるのも可能)。

20121月~3月までの3ヶ月間、番組「ニュースウォッチ9」では、アフリカ大陸について報じられたニュースはエジプトのみで、合計わずか2分間でした。アフリカの出来事も報道してください。アフリカも世界の一部です。」

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Yahoo! JAPAN ニュースとアフリカ

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, 芸能人, 報道量 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 11月 12, 2011 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第46号 

日本では、多くの人が世界に関する情報をインターネットで入手するようになった。そこで、新聞や通信社から記事を集積しているYahoo! JAPAN ニュースの1年分(2010年)の報道(ヤフーのトップページで掲載された20,233件)を分析してみた。

まず目立ったのは、新聞、通信社と同じく、日本に関する情報が大半を占めたという結果である。国際ニュースは全体の記事数の10パーセントにすぎなかった。その中でも、世界に関するニュースだけではなく、世界にいる日本人にスポットを当てた記事も少なくなかった。また、エンターテインメントの記事は15パーセント、スポーツの記事は22パーセントと、「ソフト」なニュースは37パーセントにも上った。

また、少ない国際ニュースの中でも、アフリカ大陸に関するニュースはたった2.4パーセントしかなく、ほとんど相手にされていないということが明確である。ニュースとして取り上げられた個人・グループと比較してみよう。

すべての有名人を取り上げているわけではないが、明らかなのは、様々なスポーツのトップ選手や、スキャンダルで注目を浴びた芸能人が、たった一人でも、アフリカ全54ヵ国でのすべての出来事に対する報道量を軽く超えている。

では、わずかなアフリカに関する記事の内容を見てみよう。南アフリカで開催されたFIFAワールドカップ(サッカー)を中心とした記事は全体の28パーセントも占めていた。これはスポーツのニュースではなく、ワールドカップ開催時の治安や応援に使われていたブブゼラ(プラスチック製のラッパ)などを話題にしたニュースであった。ワールドカップに関係していない南アフリカに関する記事は3件しかなかった。

ワールドカップ関連の記事を除けば、アフリカでもっとも報道された国はスーダンで、ダルフール紛争などについて、6件の記事が掲載された。5件の記事が掲載されたコートジボワールが2位で、ナイジェリアとリビアは3位(それぞれ4件の記事)であった。別の例で比較すると、アメリカのお騒がせセレブ、パリス・ヒルトンに関する記事(9件)、そしてワールドカップの試合結果を占うドイツの一匹のタコに関する記事(8件)も、どのアフリカの国よりも報道の対象となっている。

このような統計は日本のメディアの悲しい現実を反映している。ネット上のニュースでも、世界に関する情報より芸能ニュースのほうが多く、そして少ない国際ニュースの中にも、アフリカはほとんど存在しない。この現実はいつまで続くのだろうか。アフリカも世界の一部だ。

この現実を多くの人と共有しましょう。フェイスブック、ミクシー、ツィッター、ご自身のブログなどで広め、意識を高めましょう。アフリカも世界の一部です。

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アフリカ連合の首脳会議

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, アフリカ連合, エジプト, コートジボワール, チュニジア, 選挙, 赤道ギニア, 南部スーダン with tags , , , , , , , , , , , , , , , on 2月 3, 2011 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第28 

2011年1月末、エチオピアの首都アディスアベバでアフリカ連合(AU)の首脳会議が開かれた。政権が倒され、サウジアラビアに逃亡したチュニジアのベンアリ前大統領、そしてチュニジアから飛び火し、大規模のデモの対象で、30年間政権を握ってきたエジプトのムバラク大統領の姿はなかった。

首脳会議では、チュニジア、エジプトの問題も取り上げられたが、他の重大な議題もいくつかあり、予定が大きく変更されることはなかった。特に議論の対象となったのは、二人の大統領状態が続くコートジボワールと南部スーダンの独立に向ける準備といった課題であった。コートジボワールの危機に対して、AUは、アフリカ数カ国の首脳で構成される委員会を立ち上げ、1ヶ月間以内に拘束力のある解決策を打ち出すことを決定した。また、南部スーダンに関しては、AUは住民投票の結果(99パーセント以上の賛成投票で独立が確定した)を歓迎した。

今回の首脳会議で話題を呼んだのは、AUの議長として、赤道ギニアのンゲマ大統領が選ばれたことである。AUの議長は任期1年の象徴的なポストではあるが、ンゲマ大統領は1979年にクーデターで政権をとり、それ以降、独裁政権を築いてきた人物である。国の石油から得た富の大半はンゲマ大統領自身とその身内が握っており、赤道ギニアは深刻な貧困問題を抱え続けている。北アフリカ、コートジボワールなどでの問題から、「民主主義」が注目されているなか、ンゲマ大統領の任命は欧米などで批判の対象となっている。

民主主義といえば、2011年、アフリカでは18カ国が選挙を実施する予定である。ナイジェリアコンゴ民主共和国のような「大国」も、権力を握りしめる大統領を抱えているジンバブエ、エジプト、ウガンダなども含まれる。これからもアフリカから目が離せない状態が続きそうである。

日本のメディアは現在、エジプト情勢の報道に力を入れているが、その火種となったチュニジアで革命が起こる寸前の状況をまったく取り上げようとしなかった。また、デモの様子は注目を浴びるようになったが、その背景、経緯、そして北アフリカ・中東を含む全体像も十分に報道されていない。AU首脳会議の報道も皆無に近い状況である。朝日新聞は首脳会議を取材しなかったようで、ウェブサイトには、時事通信社から入手されたエジプト問題を中心に書かれた2つの短い記事で言及があるのみである。アフリカの各地で多くの重大な出来事が重なるこの時期にアフリカの首脳会議を取材しなくてもよいのだろうか。アフリカも世界の一部だ。

以下の文書のような形で、朝日新聞にこの状況を伝え、報道を求めよう。

このリンクから直接投稿してください。

(もちろん、自分自身のメッセージを書いていただくのが望ましいのだが、以下の文書をコピーしてリンク先に張り付けるのも可能)。

「2011年1月末、アフリカ連合(AU)の首脳会議が開かれ、日本のメディアでも注目され始めたチュニジア・エジプト問題のみならず、コートジボワールの危機、南部スーダンの独立も議論の対象となりました。朝日新聞はこの首脳会議をなぜ取材しなかったのでしょうか?アフリカも世界の一部です。」

英語になりますが、以下のサイトを参照に:

 AU首脳会議とアフリカのリーダーたちに関する記事

 AUとコートジボワール危機に関する記事

 AUの議長となったンゲマ大統領に関する記事

 2011年のアフリカでの選挙に関する記事

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アフリカの選挙週間

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, ギニア, コートジボワール, タンザニア, ニジェール, 選挙, 報道量 with tags , , , , , , , , , , , , , , , on 11月 10, 2010 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第17 

アフリカには世界の4分の1の国がある。いくつかの選挙が時期的に重なることは不思議ではない。しかしこの約1週間の間、地域の平和と安定に大きく影響する重要な選挙がいくつか行われたので取り上げたいと思う。

前回の記事で伝えたように、10月31日、コートジボワールで10年ぶりに選挙が実施された。世界最大のカカオ原産国であるこの国では、紛争が終結し、南北の対立が和らぎ、選挙が可能となった。しかし予想通り、票の過半数を獲得できる候補者はなく、現職のバグボ大統領と北部で人気の高いウアッタラ元首相が11月21日、第2ラウンドの選挙で競う。緊張感の高い選挙であるが、無事に終了すれば、コートジボワールの平和と西アフリカの安定が大きく前進すると期待されている。

同じ西アフリカのギニアでも歴史的な大統領選挙が行われたばかりである。今年6月、独立以降、初めての選挙が行われた(以前の記事を参照)が、第1ラウンドで決まらず、11月7日に第2ラウンドが実施された。この第2ラウンドに向けて、候補者の支援者による暴力が見られ、民族間の緊張感も高まっていたが、投票は無事終了した。西アフリカの安定にとって極めて重要な選挙であるが、アルミニウムの原料であるボーキサイト埋蔵量が世界の3分の1もギニアにあることから、地域外からも注目を浴びた選挙であった。

また、10月31日、東アフリカのタンザニアでも大統領選挙が行われた。現職キクウェテ大統領が再選を果たした。半自治状態のザンジバル諸島では以前、選挙時に、実施方法や結果をめぐる暴動が起こったこともあったが、今回、平和が保たれた選挙が実施された。

さらに、政治的な不安定が続く西アフリカのニジェールでも住民投票が行われた。今年2月、ニジェールではクーデターが起こったが、軍事政権は民主主義に復帰させることを誓い、10月31日、新憲法を導入するための住民投票が無事行われた。その結果、新憲法が9割の投票者に承認された。大統領選挙は来年1月に予定されている。

アフリカの国々は民主主義の観点から、多くの課題を抱えている。当然、民主主義は選挙だけにかかっているわけではない。独立した司法制度、メディアの自由、人権の尊重なども、民主主義の重要な要素である。多くの国では、政府は司法制度やメディアに対して大きな影響力を持つため、現職大統領が選挙では非常に有利であることが多い。アフリカ全体の民主主義の現状を評価する今年の調査では、改善が見られなかったという残念な結果が発表されたばかりである。

日本のテレビニュースが、アフリカの出来事を取り上げることは殆どないが、新聞上で選挙はアフリカの情報として報道される数少ない機会である。多くのアフリカの国々の情報は無視されるが、選挙があれば短い記事でその事実だけが掲載されることがパターンとなっている。しかし、選挙の情報すら掲載されないこともある。読売新聞では、今回のコートジボワール、ギニア、タンザニアの大領領選挙及びニジェールの住民投票のうち、取り上げられたのは、ギニアの選挙のみである。171字の短い記事で事実だけが伝えられた。この状態では、我々がアフリカのことを理解できるはずがない。このままでよいのだろうか。アフリカも世界の一部だ。 

以下の文書のような形で、読売新聞にこの状況を伝え、報道を求めよう。

このリンクから直接投稿してください。

(もちろん、自分自身のメッセージを書いていただくのが望ましいのだが、以下の文書をコピーしてリンク先に張り付けるのも可能)。

「10月31日以降、コートジボワール、ギニア、タンザニアで大統領選挙がたて続けに行われ、軍事政権が続くニジェールでも民主主義の復帰に向けた住民投票が実施されています。これらの選挙は各地域の平和と安定にとって大きな意味を持っています。しかし読売新聞はギニアの選挙のことしか取り上げず、そして事実のみを伝える短い記事となっています。アフリカでの重要な出来事に関する情報を増やしてください。アフリカも世界の一部です。」

英語になりますが、以下のサイトを参照に:

 コートジボワールの選挙の結果に関するニュース(映像)

 ギニアの選挙に関する記事

 ニジェールの住民投票に関する記事

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アフリカ待機軍

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, 報道量 with tags , , , , , , , , , , , , , , , on 10月 27, 2010 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第15 

「アフリカのカラナ共和国の治安が急速に悪化している。ダイヤモンドなどの資源が豊富でありながら統治が不安定な状態が続いている。鉱山を抑えた武装勢力が、ただでさえ問題の多い政府にとって脅威となっている。そこで、アフリカ連合(AU)が介入することになった。」これはシミュレーションのために設定されたストーリーである。実際、カラナという国は存在しないが、先週から、この設定でアフリカの国々の軍隊が平和活動の演習を開始した。

この演習は大きな意味を持っている。長年計画されてきたアフリカ待機軍(African Standby Force, ASF)が今年、機動可能になる予定であり、今回の演習はアフリカ待機軍の能力を試すためのものである。アフリカ待機軍はアフリカ連合の指揮下で、紛争などの危機が発生したところに派遣され、既に機動しているアフリカ連合の平和活動を補強する形もとる。

アフリカ待機軍は5つの地域(北部、西部、中央、東部、南部アフリカ)からの旅団(約5千兵)で構成され、合計2万5千人~3万人に達する予定である。主に、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、南部アフリカ開発共同体(SADC)などの既存の地域組織を通して、準備が進められている。南部アフリカのSADC旅団は2007年に編成された。

しかし、課題は山積みである。アフリカ連合とその加盟国は財源が弱く、各国の軍事力(装備、平和活動に必要な訓練のレベルなど)が全般的に不足している。また、軍用輸送機も不足しており、先進国に頼らざるを得ない状況が続いている。これまで、ダルフールやソマリアでの平和活動でもこのような問題が目立ってきた。また、様々な同盟関係、内政不干渉の傾向といったアフリカ大陸内の国際関係上の問題もあり、アフリカ待機軍の介入には様々な制約がかかってくるであろう。しかし、平和活動のための枠組み・組織化がこのように進んでいることは評価すべきである。

アフリカでのアメリカの軍事関与も気になる。東アフリカ・北アフリカなどはアメリカの「対テロ活動」の対象となっている。また、アメリカは石油が豊富な西アフリカのギニア湾付近に軍事拠点の設置を検討していたが、西アフリカ諸国はこれを受け入れなかった。アフリカ待機軍とアメリカ、フランスなどのアフリカでの軍事活動との関連も視野に入れる必要がある。

一方では、日本のメディアがアフリカを無視し続ける。読売新聞は10月前半、アフリカ53カ国での出来事に対して、記事を3つしか掲載していない。そして、アフリカ待機軍は2003年から計画されているが、読売新聞は記事の中でアフリカ待機軍について触れたのは2007年に一度だけである。今後のアフリカ平和に大きな意味を持つアフリカ待機軍に少し関心を示してもよいのではないだろうか。アフリカも世界の一部だ。

以下の文書のような形で、読売新聞にこの状況を伝え、報道を求めよう。

このリンクから直接投稿してください。

(もちろん、自分自身のメッセージを書いていただくのが望ましいのだが、以下の文書をコピーしてリンク先に張り付けるのも可能)。

「読売新聞は10月前半、アフリカ53カ国での出来事に対して、記事を3つしか掲載していません。また、2003年から計画され、今年、機動する予定のアフリカ待機軍について報道をしていません。記事の中でアフリカ待機軍について触れたのは2007年に一度だけです。今後のアフリカ平和に大きな意味を持つアフリカ待機軍に少し関心を示してもよいのではないでしょうか。アフリカも世界の一部です。」

英語になりますが、以下のサイトを参照に:

 アフリカ待機軍に関する分析

 アフリカ待機軍のホームページ

 アフリカ待機軍の演習に関するニュース

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コンゴ・ウィーク2010 イベント紹介

Posted in アフリカ, イベント, コンゴ民主共和国 with tags , , , , , , , , , , , , , , , on 10月 1, 2010 by Virgil

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国境なき武装勢力:神の抵抗軍

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, ウガンダ, メディア, 報道量, 中央アフリカ共和国 with tags , , , , , , , , , , , , , , , on 8月 17, 2010 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第5

今年5月、チャドと中央アフリカ共和国から国連平和維持隊(PKO)の撤退が決まった。スーダンのダルフール紛争が隣国のチャドと中央アフリカ共和国にこぼれたため、PKOが派遣されていたが、チャドはその撤退を要請した。しかし、いまだに様々な武装勢力と全般的な治安問題に悩まされている中央アフリカ共和国政府は8月10日にPKOが残留するよう、国連安全保障理事会に訴えた。

中央アフリカ共和国が悩まされている一つの武装勢力はウガンダの反政府勢力として始まった「神の抵抗軍」(Lord’s Resistance Army, LRA)である。LRAはウガンダ軍の攻撃から逃れるため、コンゴ民主共和国で拠点を作り、戦い続けてきた。ウガンダがルワンダと組んで2度もコンゴ民主共和国に侵略・占領をしたのもLRAを追いかけるためだというのが一つの理由である。

現在、LRAはコンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国、南部スーダンで逃亡しながら軍事活動を続けている。まさに「国境なき武装勢力」である。2008年にはウガンダ、コンゴ民主共和国、南部スーダンがLRAに対して共同軍事作戦を展開させたが、いまだにLRAを鎮圧させることができていない。アフリカの多くの紛争はこのように複雑で、複数の国からの当事者に構成されているため、「内戦」というラベルが当てはまらない。(アフリカの地図を参考に)

LRAは極めて残虐な組織として知られている。政府軍から攻撃を受けた場合、復讐として住民に対して虐殺を行うことはよくあるパターンである。2008年のクリスマスの日に上記の共同軍事作戦に対して、コンゴ民主共和国で500人以上を虐殺した。また、勢力を確保するために、多くの子どもを含む住民を拉致し、強制的に戦わせる。拉致された女性は強制的に軍事活動の支援をさせられ、性的奴隷になってしまう。8月11日に発表されているヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の報告によると、この18カ月で拉致された人数は600人以上に昇っている。

LRAのリーダーを務めるジョセフ・コニーに対して国際刑事裁判所から起訴状と逮捕状が出ている。2006年に停戦合意ができ、和平合意に向けて交渉が繰り返されたが、2008年に交渉が崩れ、紛争が再開された。

読売新聞はLRAの存在と活動をどのように取り上げているのだろうか。2006年にLRAとウガンダ政府との停戦合意を記事にしたが、それ以降の4年間、和平が崩れても、共同軍事作戦があっても、虐殺があっても、沈黙を守ってきている。

 中央アフリカの安定に対してこれほど大きな脅威であるLRAをここまで無視してもいいのだろうか?アフリカも世界の一部だ。

以下の文書のような形で、読売新聞にこの状況を伝え、報道を求めよう。このリンクから直接投稿してください。

(もちろん、自分自身のメッセージを書いていただくのが望ましいのだが、以下の文書をコピーしてリンク先に張り付けるのも可能)。

 「ウガンダの反政府勢力として活動を始めた「神の抵抗軍」(LRA)は現在、隣国のコンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国、南部スーダンなどで、武装勢力として虐殺、拉致などを繰り返しています。読売新聞はなぜこの「国境なき武装勢力」の存在と活動を無視し続けるのでしょうか?アフリカも世界の一部です。」

英語になりますが、以下のサイトを参照に:

 中央アフリカ共和国とPKOについてはこの記事

 LRAに関するヒューマン・ライツ・ウォッチの報告

 過去の記事に関する最新情報:

ルワンダの大統領選挙は予想通り、現職カガメ大統領が93パーセントの票を獲得し再選された。読売新聞は184字の短い記事でカガメ大統領が再選されたことを伝えたが、その背景、相次いだ暗殺、抑圧などには触れなかった。

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アフリカ連合の首脳会議

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, メディア, 報道量 with tags , , , , , , , , , , , , , , , on 8月 2, 2010 by Virgil

「アフリカも世界の一部」第3

2010年7月25~27日、第15回アフリカ連合(African Union, AU)の首脳会議(サミット)がウガンダの首都カンパラで行われた。カンパラで76人の死者を出した爆破事件から2週間しかたっていない時の開催だった。爆弾を仕掛けたのはソマリアの過激派団体アル・シャバブ(アル・カーイダともつながっている組織)だと思われている。ウガンダ兵がAUソマリア・ミッション(AMISOM)に参加しているためである。しかし、コンゴ民主共和国に拠点を持つウガンダの反政府勢力(ADF-NALU)の関与も否定できないという説もある。

そんな状況の中、53カ国に構成されているAUの首脳会議は開かれ、南アフリカのズマ大統領、セネガルのワッド大統領、リビアのカダフィ最高指導者、ナイジェリアのジョナサン大統領を含む多くの首脳が集まった。会議ではアフリカにおける母子保健が主要なテーマとして取り上げられる予定だったが、結果的にソマリア問題やテロ対策のほうが大きな話題となった。会議が開催される前から、ギニアとジブチからソマリアへの派兵はすでに予定されていたが、議論の末、ソマリアでの部隊を増強することが決まった。 

もう一つ大きく取り上げられたのは、スーダンのアル・バシル大統領と国際刑事裁判所(ICC)の問題であった。アル・バシル大統領はスーダンのダルフール紛争をめぐり、ICCにより戦争犯罪と人道に対する罪で起訴され、逮捕状も出ている。7月にジェノサイドの罪でも起訴・逮捕状が追加されている。AUのほとんどの国がICCに加盟しているにもかかわらず、AUはこのアル・バシル大統領に対する起訴に反対し、逮捕を拒んでいるという姿勢をとっている。首脳会議中にもAUのジャン・ピン委員長はICCのオカンポ主任検察官を強く批判する声明を出す場面もあった。

これらの課題の他に、エチオピア・エリトリアの和平プロセス、マダガスカルでの統治問題、中央アフリカ共和国とコートジボワールの選挙の実施の遅延なども議論された。ミレニアム開発目標(MDG)の達成状況も取り上げられていた。また、舞台裏では、警護任務をめぐり、開催国ウガンダの警備特務部隊とリビアのカダフィ氏のボディガードが小競り合うというハプニングもあった。

さて、日本のメディアはこの大掛かりの首脳会議をどう取り上げたのだろうか。読売新聞は事後に「ソマリアPKOを増強」というタイトルで一つの短い記事を掲載している。しかも、会議の取材をせずに、「AFP通信によると」と、他の通信社からの情報の転送だけでとどまっている。記事の長さは254字だった。ちなみに同新聞は7月に、アメリカ芸能人リンジー・ローハンが飲酒運転の関連で禁固90日を命じられた「事件」を二つの記事で、合計428字を費やしている。

日本はソマリア沖に海上自衛隊を派遣している。そしてICCの加盟国である。もう少し報道があってもよいのではないだろうか。日本とのつながりがなくても、AUの首脳会議のような大きな出来事を報道すべきではないだろうか。アフリカも世界の一部だ。

以下の文書のような形で、読売新聞にこの状況を伝え、報道を求めよう。

このリンクから直接投稿してください。

(もちろん、自分自身のメッセージを書いていただくのが望ましいのだが、以下の文書をコピーしてリンク先に張り付けるのも可能)。

「7月25~27日にアフリカ連合(AU)の第15回首脳会議が行われた。多くの首脳が集まり、ソマリア問題、スーダン大統領と国際刑事裁判所の問題などが議論されました。しかし読売新聞の報道はAFP通信からの情報を和訳し、事後に一つの短い記事の掲載だけでとどまりました。このような大きな国際会議をなぜ取材しないのですか?アフリカも世界の一部です。」

英語になりますが、以下のサイトを参照に:

 AU首脳会議に関する映像・解説(アルジャジーラのテレビ番組)

 AU首脳会議とソマリアについてはこの記事

 更に詳細な情報を求める方は、AUのホームページ

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「アフリカも世界の一部」運動

Posted in 「アフリカも世界の一部」, アフリカ, メディア with tags , , , , , , , , , , on 7月 18, 2010 by Virgil

世界に関する報道が極めて乏しい内向きの日本メディア。しかし、極限られた国際面・国際ニュースにおいて、特に無視されるのはアフリカ大陸。例えば、2009年の読売新聞の国際面には、アフリカの出来事を取り上げる記事は国際面の記事数の中で、わずか3パーセントだった。世界人口の10分の1以上、世界国家数の4分の1以上、冷戦後の紛争による死者数の10分の9を占めるアフリカを、そこまで無視してもいいのか?

圧倒的に世界最大であるコンゴ民主共和国の紛争は1998年以降、540万人の死者を出しているが、報道されないため、その存在すらほとんど知られていない。イスラエル・パレスチナ紛争の死者数は、コンゴ民主共和国紛争の約800分の1。しかし日本のメディアでは、イスラエル・パレスチナ紛争に関する1ヵ月分の報道量は、コンゴ民主共和国に関する10年分の報道量を上回っている。報道がこれほどまでにバランス悪いと、世界で何が起きているのか、把握できるわけがない。そしてますますグローバル化していく世界に対応もできない。

このままじゃいけない。その思いからスタートする「アフリカも世界の一部」運動である。目的は単純。無視され続けるアフリカ大陸に関する報道量を少しでも増やすこと。しかしどのようにすれば実現できるのだろうか。手段は大量の読者・視聴者の投稿。メディア側にすれば、いくら心がこもっていても、1人の投稿は無視しやすい。しかし100人、500人、1,000人になると例えその投稿の内容が1、2行であっても、人数が増えれば増えるほど、無視しにくくなってくる。これは、全世界で大量に報道されるイスラエル・パレスチナ問題からも学べる。欧米では、イスラエルを批判するような記事が新聞に載ると、イスラエル支持者から多いときは3,000~4,000通の抗議メール・投稿が記者に届く。新聞はこのようなプレッシャーにある程度、応えざるを得ない。

 しかし何を投稿すればいいのか?効果を上げるにはコーディネートする必要がある。そこで、週に1度程度、日本で報道されないアフリカで起きた大きな出来事を一つ取り上げ、日本語でまとめて、メーリングリストを通じてメンバーに配信する。この情報を受けたメンバーは新聞・ニュース番組のネット上の投稿ページのリンクにアクセスし、情報をもとに投稿する。3分があればできること。

 この運動はメディアにプレッシャーをかけることになるのだが、もちろんメンバーのみなさんのアフリカの出来事に関する知識・意識が高まることも目指す。言いかえれば、新聞の代わりに情報を与える役割を果たすものになればよいと考えている。配信するメールにはさらに詳しく知るためのリンクも付けていく予定。この運動がみなさんの自発的な意識により広がることを願っているが、とりあえずこのメーリングリストからスタートしてみよう。

 メーリングリストのメンバーになるのは簡単。stealthconflictsforum@gmail.com にメールを送信すれば(空メールでも可)手続き完了。メールが週1度程度届くようになる。

 さて、みんなの力で「アフリカも世界の一部」だとメディアに認めてもらおう!

(「アフリカも世界の一部」のバックナンバーはこちら)

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